海外旅行保険など、様々な特典が付帯しているエポスカード(一般カード)・エポスゴールドカード。
エポスゴールドは、利用額によっては永年年会費無料となり、付帯する海外旅行保険も非常に手厚い内容でした。
しかし、2023年10月以降、海外旅行保険の条件変更が変更となります。
変更後はどうなるのか？今後の対策はあるのか？見ていきます。
対象のエポスカード
変更対象となるエポスカードはこちら。
- エポスカード (一般カード)
- エポスゴールドカード
エポスプラチナカードは変更ありません。
改悪内容
海外旅行保険
適用条件
2023年10月1日出発の旅行分から、海外旅行傷害保険の適用条件が変更となりました。
- 2023年9月30日出発まで：自動付帯 (カードの利用有無に関わらず保険適用)
- 2023年10月1日出発から：利用付帯 (カードで旅行代金を支払った場合のみ保険適用)
今までは旅行保険が自動付帯だったので、エポスカード(一般)・エポスゴールドカードを持っているだけで適用されました。
今後は、旅行のパッケージツアー代、航空券、電車等の交通費を、エポスカード(一般)・エポスゴールドカードで支払う必要があります。
保険金額
保険金額についても、2023年10月以降で一部項目が変更となります。
エポスカード(一般カード)の保険金額の変更内容はこちら。
| 一般カード | 変更前 | 変更後 |
| 傷害による死亡・後遺障害 | 最高500万円 | 最高3,000万円 |
| 疾病治療費用(病気の治療) | 最高270万円 | 最高270万円 |
| 傷害治療費用(ケガの治療) | 最高200万円 | 最高200万円 |
| 賠償責任 | 最高2,000万円 | 最高3,000万円 |
| 救援者費用 | 最高100万円 | 最高100万円 |
| 携行品損害(免責3千円) | 最高20万円 | 最高20万円 |
エポスゴールドカードの保険金額の変更内容はこちら。
| ゴールドカード | 変更前 | 変更後 |
| 傷害による死亡・後遺障害 | 最高1,000万円 | 最高5,000万円 |
| 疾病治療費用(病気の治療) | 最高300万円 | 最高300万円 |
| 傷害治療費用(ケガの治療) | 最高300万円 | 最高300万円 |
| 賠償責任 | 最高2,000万円 | 最高5,000万円 |
| 救援者費用 | 最高100万円 | 最高100万円 |
| 携行品損害(免責3千円) | 最高20万円 | 最高50万円 |
一般カード・ゴールドカードともに、死亡・後遺障害、賠償責任に対する補償額が増額となります。ゴールドカードでは携行品損害も増額となります。
補償額が増額されると、より手厚い補償を受けられますので、メリットですね。
また、もともと一般カード・ゴールドカードともに、利用機会の多い、病気・ケガの保険金額は、年会費無料・有料カードを含めても最高水準でした。今回の変更で、その病気・ケガの保険金額はキープされているので、ひと安心です。
まとめ
年会費無料にも関わらず、充実海外旅行保険が付帯されている、エポスカード(一般カード)・エポスゴールドカード。
2023年の改悪の内容を見てみました。
- 海外旅行保険：2023年10月 自動付帯⇒利用付帯
- 保険金額：死亡・後遺障害、賠償責任など、一部項目で補償額が増額
今後どうすればよい？
今後は、旅行のパッケージツアー代、航空券、電車等の交通費を、エポスカード(一般)・エポスゴールドカードで支払う必要があります。
しかし、特にエポスゴールドカードは、還元率も高く、国内空港ラウンジも利用できる、もともと旅行にぴったりのクレジットカードです。
旅行代金を支払えば、今後も充実した海外旅行保険を利用できるので、あまり大きなデメリットにはならないと思います。
しっかり旅行代金を支払い、その分しっかりと海外旅行保険を利用して、エポスカード(一般)・エポスゴールドカードを有効に活用していきたいですね。
今後もまだまだあるエポスゴールドカードのメリットはこちら(別ウィンドウで開きます)
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