三井住友カードや、三井住友銀行Oliveのカードでは、対象のコンビニ・飲食店で最大5%のポイントアップが魅力的でした。
2023年7月から支払方法によって、なんど最大7%へ還元率がアップします!
還元率アップとなる支払い方法は何か?
還元率ダウンとならないためには、どうしたらいいのか?
今後もお得に利用するための注意点を解説します。

対象のカード
対象のカードはこちら。
- 三井住友カード・・・ナンバーレス、ゴールド、プラチナなど
- Oliveのカード・・・Oliveフレキシブルペイ(通常カード)、ゴールド、プラチナプリファード
三井住友カードとOliveとの違いはこちら。(別ウィンドウで開きます)
変更内容
還元率の変更内容
2023年7月1日からの、対象のコンビニ・飲食店での還元率が変わります。
通常のカード還元率が0.5%なので、加算後の還元率がこちら。
支払方法 | 変更前 | 変更後 |
タッチ決済(Apple Pay) | 5% (通常+4.5%) | 7% (通常+6.5%) |
タッチ決済(Google Pay) ※Mastercardは非対応 | 5% (通常+4.5%) | 7% (通常+6.5%) |
タッチ決済(カードをタッチ) | 5% (通常+4.5%) | 5% (通常+4.5%) |
カードを差し込んで決済 | 2.5% (通常+2%) | 0.5% (加算なし) |
iD(カード・おサイフケータイ) | 2.5% (通常+2%) | 0.5% (加算なし) |
Apple PayやGoogle Payを使った、スマホでのタッチ決済ではなんと7%の超高還元となります!!
今まで5%還元だったので、さらに2%アップしているので非常に大きなメリットですね。
カードを持ち運ぶよりも、スマホを持ち運ぶことの方が多いと思いますので、キャッシュレス・サイフレス生活にもつながる大幅改良と言えそうです。
他の支払い方法を見てみると、カードをタッチするタッチ決済は変更なし。
一方で、カードを差し込んで決済、iDでの決済では、還元率加算なしとなり、大きくダウンします。
変更後の対応
変更後の対応としては、Apple PayやGoogle Payを使った、スマホでのタッチ決済を利用すれば問題ありません。
しかし、注意点があります。Google Payは現在VISAのみ対応で、Mastercardのタッチ決済は非対応です。
スマホ \ カードブランド | VISA(三井住友カード・Olive) | Mastercard(三井住友カード) |
iPhone | タッチ決済(Apple Pay)で7%還元 | タッチ決済(Apple Pay)で7%還元 |
Android | タッチ決済(Google Pay)で7%還元 | カードをタッチで5%還元 or VISAカードを新規申込 |
この表から分かるように、AndroidユーザーかつMastercardの三井住友カードを持っている場合は、7%の高還元を享受できません。。
そして、実は私もこの組み合わせのユーザーです。。
対策はこの2つです。
- カードをタッチして、5%還元で使用する
- 2枚目として、VISAブランドの別カードを新規発行する
コンビニ・飲食店をあまり利用しない方は、5%でも充分高還元ですので、(我慢して?)そのまま使用するのもありだと思います。
また三井住友カードは2枚目のカードも発行できるので、VISAブランドでの別カードを発行するのもありですね。
ただし、例えば三井住友カードゴールド(NL)では、年間100万円以上で翌年以降年会費永年無料となる特典(いわゆる100万円修行)はカード別に計算されるため、無料で維持するためには別カードでも年間100万円利用が必要です。
対象店舗
対象店舗はこちらの通り、変更ありません。

三井住友カードHPより
まとめ
三井住友カード・Oliveでは、2023年7月から対象のコンビニ・飲食店での還元率が、5%から最大7%へアップします。支払方法ごとにまとめると、
- スマホでのタッチ決済(Apple PayやGoogle Pay)・・・還元率5%⇒7%へアップ
- ただしGoogle Payは、Mastercardのタッチ決済は非対応
- カードをタッチ決済・・・還元率5%のまま
- カードを差し込んで決済、iDでの決済・・・還元率5%⇒0.5%へダウン
今回の還元率アップは、大多数のユーザーにとっては、メリットだらけの大きな改善でした。
しかし唯一取り残された、AndroidかつMastercardのユーザーは、対応を考える必要がありますね。。。


コメント