JR東日本グループとして、Suicaや鉄道、エキナカにお得なクレジットカードを多く発行しているビューカード。
海外旅行保険付きのビューカードも多く発行されていますが、2023年7月以降、海外旅行保険の条件変更が変更となりました。
各種クレジットカードで改悪傾向が多い現在ですが、なんとビューゴールドプラスカードでは条件改善も見られました!
各種ビューカードでの変更内容と、今後の対策はあるのか?見ていきます。
対象のビューカード
変更対象となるビューカードはこちら。一般のビューカードと、ゴールドカードで変更内容が異なりますので、それぞれ解説します。
- 一般のカード・・・「ビュー・スイカカード」「ルミネカード」「ビックカメラSuicaカード」などのビューカード
- ゴールドカード・・・ビューゴールドプラスカード
変更内容
海外旅行保険
適用条件
2023年7月1日出発の旅行分から、海外旅行傷害保険の適用条件が変更となりました。
一般のビューカード
- 2023年6月末出発まで:自動付帯 (カードの利用有無に関わらず保険適用)
- 2023年7月1日出発から:利用付帯 (カードで旅行代金を支払った場合のみ保険適用)
今までは旅行保険が自動付帯だったので、カードを持っているだけで適用されました。
今後は、旅行のパッケージツアー代、航空券、電車等の交通費を、一般のビューカードで支払う必要があります。
※国内旅行傷害保険は利用付帯のまま、変更ありません。
ビューゴールドプラスカード
ビューゴールドプラスカードについては、自動付帯のまま、変更ありません。
今後もカードを持っているだけで適用されるので、安心ですね。
※国内旅行傷害保険も自動付帯のまま、変更ありません。
保険金額
保険金額についても、2023年7月以降で一部項目が変更となります。
一般のビューカード
一般のビューカード | 変更前 | 変更後 |
傷害による死亡・後遺障害 | 最高500万円 | 最高500万円 |
疾病治療費用(病気の治療) | 最高50万円 | 最高50万円 |
傷害治療費用(ケガの治療) | 最高50万円 | 最高50万円 |
賠償責任 | なし | 最高3,000万円 |
救援者費用 | なし | なし |
携行品損害 | なし | なし |
一般のビューカードでは、賠償責任の補償が追加となります。補償が追加されるのはメリットですね。
ビューゴールドプラスカード
ビューゴールドプラスカード | 変更前 | 変更後 |
傷害による死亡・後遺障害 | 最高5,000万円 | 最高5,000万円 |
疾病治療費用(病気の治療) | 最高100万円 | 最高200万円 |
傷害治療費用(ケガの治療) | 最高100万円 | 最高200万円 |
賠償責任 | 最高3,000万円 | 最高3,000万円 |
救援者費用 | 最高100万円 | 最高100万円 |
携行品損害 | 最高20万円 | 最高20万円 |
ビューゴールドプラスカードでは、利用機会の多い病気・ケガの補償額が増額となります。
補償額が増額されると、より手厚い補償を受けられますので、メリットですね。
まとめ
2023年7月からの、各種ビューカードの変更内容を見てみました。
- 一般のビューカード・・・海外旅行保険が自動付帯⇒利用付帯、賠償責任保険が追加
- ビューゴールドプラスカード・・・海外旅行保険は自動付帯のまま、病気・ケガの補償額が増額
今後どうすればよい?
一般のビューカードはもともと、病気・ケガの補償額が最高50万円と、単体でカバーするには少し不十分な金額でしたので、海外旅行保険用として利用する機会は少ないと思います。ですので、自動付帯⇒利用付帯への改悪による影響は少ないでしょう。
また、ビューゴールドプラスカードは、病気・ケガの補償額が最高200万円へ増額され、自動付帯のままですので、海外旅行保険として十分なカードになったと言えるでしょう。
今回の変更で、ビューゴールドプラスカードのメリットがより大きくなりました。JRの利用が多い、かつ海外旅行の機会のある方は、積極的に切り替えを検討したいですね。
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