SBIグループとなり新社名でスタートしたSBI新生銀行。
「ATM手数料が何回でも無料」「振込手数料が月50回まで無料」「通常の200倍の高金利」の3大メリットが揃う、非常にオススメできる銀行となっています。
しかし、この圧倒的メリットを享受するためには、1つの条件があります。
今回はSBI新生銀行の圧倒的メリットと、それを享受するための条件をまとめていきます。
ATM
銀行で最も気になるポイントの1つがATM。日常で利用可能なATMの多さと、利用料は重要なポイントですね。
利用可能なATM・ATM手数料
SBI新生銀行のキャッシュカードで利用できるATMはこちらです。
ATMの種類 | 利用 | 利用手数料 |
セブン銀行ATM(セブンイレブン等) | 〇 | 何回でも無料 ※ |
ローソン銀行ATM | 〇 | 何回でも無料 ※ |
イーネットATM(ファミリーマート等) | 〇 | 何回でも無料 ※ |
イオン銀行ATM(イオン・ミニストップ等) | 〇 | 何回でも無料 ※ |
ビューアルッテ(JR東日本の駅) | 〇(入金は不可) | 何回でも無料 ※ |
Pat Sat(阪急・阪神・南海などの駅) | 〇 | 何回でも無料 ※ |
ゆうちょ銀行ATM | 〇 | 入金は無料 |
三菱UFJ銀行ATM | 〇 | – |
三井住友銀行ATM | 〇 | – |
みずほ銀行ATM | 〇 | – |
その他(三菱UFJ信託銀行、三井住友信託銀行、商工中金) | 〇 | – |
コンビニATM
SBI新生銀行の1つ目のメリットはこちら。
大手コンビニ3社(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート)と、ミニストップにあるイオン銀行ATMでは何回でも無料 ※と、非常に大きなメリットです。
※2024年4月から、シルバーステージ以上では何回でも無料。スタンダードステージでは5回まで無料。

SBI新生銀行HPより
メガバンク・ゆうちょ銀行ATM
三菱UFJ、三井住友、みずほの3大メガバンクのATM、そしてゆうちょ銀行ATMも利用可能ですが、手数料無料の対象外ですので、活用は難しいです。
ステージによらず、1回110円(税込)の手数料がかかります。
振込手数料
他行宛ての振込手数料はこちらです。
- SBI新生銀行宛…無料
- 他行宛…「ステップアッププログラム」による
ステージ | 振込手数料 無料回数 |
ダイヤモンド | 月 10回 |
プラチナ | 月 10回 |
ゴールド | 月 5回 |
シルバー | 月 3回 |
スタンダード | 月 1回 |
SBI新生銀行の2つ目のメリットはこちら。
プラチナ・ダイヤモンドステージでは、月10回無料となります。日常生活では十分な回数でしょう。
金利
普通預金
SBI新生銀行の3つ目のメリットである、普通預金の金利はこちらです。
ステージ | 普通預金 (100万円未満) |
ダイヤモンド | 0.4% |
プラチナ | 0.21% |
ゴールド | 0.21% |
シルバー | 0.21% |
スタンダード | 0.21% |
ダイヤモンドステージでは、普通預金の金利が高いのがメリットです。
プラチナステージ以下は、メガバンク等の一般的な銀行と同じ水準で、特にメリットはありません。
ステージ判定の条件
SBI新生銀行では「ステップアッププログラム」によって、ステージ判定されます。
ダイヤモンドステージ
「ATM手数料」「振込手数料」「金利」の3大メリットを享受するためには、最上位のダイヤモンドステージに到達する必要があります。
ダイヤモンドステージに到達するための、たった1つの条件がこちらです。
- SBI新生コネクトの契約
SBI新生コネクトとは、SBI新生銀行の普通預金口座と、SBI証券口座との、手数料無料の自動入出金サービスです。このSBI新生コネクトを契約するだけで、SBI新生銀行の3大メリットを享受できますので、必ず契約しておきたいですね。
※ダイヤモンドステージ到達には、他に「指定投資商品の年間判定残高:2,000万円以上」「指定投資商品の取引金額:1,000万円以上」の条件でも可能です。
証券口座との連携
「SBI新生コネクト」とは?
SBI新生コネクトを契約すると、ダイヤモンドステージに到達することで、「ATM手数料」「振込手数料」「金利」の3大メリットを享受することができます。
SBI新生コネクトとは、SBI新生銀行の普通預金口座と、SBI証券口座との、手数料無料の自動入出金サービスです。

SBI新生銀行HPより
「SBI新生コネクト」のメリット・デメリット
SBI新生コネクトのメリット
- SBI証券での投信積立購入時、積立日に合わせて銀行口座から証券口座へ自動入金
- SBI証券で投資に使用していない預り金を、毎日SBI新生銀行の口座へ自動出金
SBI新生コネクトのデメリット
- 住信SBIネット銀行の「ハイブリッド預金」とは併用不可
- 投信積立以外の、株式・通常の投信購入時は利用不可(SBI証券へ別途入金必要)
SBI新生コネクトのデメリットとしては、住信SBIネット銀行のハイブリッド預金とは併用不可であることです。
ハイブリッド預金では、預金として金利を得ながら、SBI証券の購買余力として反映され、積立日に関わらず自由に利用可能でした。
SBI証券で株式・通常の投信を自由に売買する場合は、SBI新生コネクトよりも、住信SBI証券のハイブリッド預金を利用する方が便利でしょう。
まとめ
「コンビニATM手数料が無料」「振込手数料が無料」「高金利」の3大メリットが揃う、SBI新生銀行を見てみました。
しかし、この圧倒的メリットを享受するためには、「SBI新生コネクト」を契約し、ダイヤモンドステージに到達するという、たった1つの条件がありました。
圧倒的メリットと、たった1つの条件をまとめると、SBI新生銀行は次の利用シーンで銀行を利用する方に、最適な銀行だと分かりました。
- コンビニATMを多く利用する
- 振込を多く利用する
- 高金利の普通預金で貯蓄する
- 投信積立以外の株式等はあまり購入しない
圧倒的メリットをもつSBI新生銀行を活用して、ATMや振込の利用、普通預金や投信積立に活用していきたいですね。
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