Tポイントユーザーや、ファミマをよく利用している人にとって馴染みの深い「ファミマTカード」。しかし2025年に入り、このカードが「ファミマカード(Famima Card)」として大幅リニューアルされました。
最大の変化は、これまでのポイント付与型から、よりシンプルな請求時割引型へ切り替わったことです。この記事では、旧ファミマTカードと新・ファミマカードの違いを中心に、どちらがどんな人に向いているかを解説します。
旧ファミマTカードの特徴
- 年会費無料
- Tポイント(現在のVポイント)を貯める方式
- ファミマで最大2%ポイント還元
- JCB加盟店で0.5%ポイント還元
Tポイントを貯めて使う“ポイント派”向けのカードでした。
新ファミマカードの特徴
- ポイント付与が完全終了 → 請求時割引型に変更
- ファミマで3〜5%割引(ファミペイ連携で最大5%)
- JCB加盟店で1%割引
- 年会費無料
- 新デザインでシンプルな外観に
「ポイントを貯める」よりも、「請求時に安くなる」シンプルなメリットを重視したカードへ変わりました。
注意点
- 旧Vポイントは自動移行されないため、手動で移行が必要
- 新カードは、Vポイントカードの機能は無し
- 電子マネーチャージ、ギフト券購入、ETCなどは割引対象外
- 割引は請求時のため、レシートに割引は表示されない
- 旧カードの一部機能(TSUTAYAレンタルの会員証として使える)は終了
旧ファミマTカード vs 新ファミマカード 比較
| 項目 | 旧ファミマTカード | 新ファミマカード(Famima Card) |
|---|---|---|
| 年会費 | 無料 | 無料 |
| 還元方式 | ポイント付与(T→Vポイント) | 請求時割引 |
| ファミマでの還元 | 最大2%(ポイント) | 3〜5%割引(ファミペイ連携で最大5%) |
| JCB加盟店 | 0.5%ポイント | 1%割引 |
| 明細の見え方 | レジでポイント付与が分かる | レジでは割引なし → 請求時に差し引き |
| TSUTAYAレンタル | 利用可能 | サービス終了 |
| ポイント(Vポイント) | 貯めて使う方式 | ポイント付与なし(ポイントカード機能も無し) |
どんな人に向いている?
新ファミマカードが向いている人
- ファミマをよく利用する
- ファミペイを普段使っている
- ポイントより実額の割引が欲しい
- ポイント管理が面倒くさい
- ファミマ以外のJCB加盟店でも、同じカードを使いたい(1%の還元率)
旧カードのままが好きだった人
- Vポイントを貯めて運用したかった
- ポイント獲得を楽しんでいた
ただし旧方式は終了するため、最終的には新方式へ切り替わります。
結論
新ファミマカードは、ポイント付与型から請求時割引型に切り替わり、ファミマでの還元率も、ファミマ以外でのクレジット還元率も、大きくアップしました。
ファミマを日常的に使うなら、新ファミマカードはメインカードとして非常に魅力的なカードに進化しました。特にファミペイとの連携で最大5%割引が得られるのは大きな魅力です。
旧カード利用者は、Vポイントの移行や割引対象外の利用がある点のみ注意ですが、それ以外は大きな改善と言えるでしょう。
旧ファミマTカードを持っていない人も、ファミマをよく利用するのであれば、メインカードの有力な選択肢になるでしょう。
自分の買い物パターンに応じて、より万能に近い、お得なクレカを選んでいきたいですね。

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