ジャックスカードから発行されている「横浜インビテーションカード」
年会費無料にも関わらず、海外旅行保険と優待サービスが付帯されており、特典満載のいわば”神カード”でした。
しかし、2023年になって、その2点について改悪のお知らせが届きました。
変更後はどうなるのか?ほかのカードに乗り換えた方がよいのか?見ていきます。
「横浜インビテーションカード」の特典
初めに、今までの「横浜インビテーションカード」の特典はこちら。
- 海外旅行保険が自動付帯
- 優待サービス J’s コンシェルが付帯
- 年会費無料
これらのメリットが、2023年になってどのように変わるのでしょうか?
改悪内容
海外旅行保険
適用条件
2023年10月1日出発の旅行分から、海外旅行傷害保険の適用条件が変更となりました。
- 2023年9月30日出発まで:自動付帯 (カードの利用有無に関わらず保険適用)
- 2023年10月1日出発から:利用付帯 (カードで旅行代金を支払った場合のみ保険適用)
今までは旅行保険が自動付帯だったので、横浜インビテーションカードを持っているだけで適用されました。
今後は、旅行のパッケージツアー代、航空券、電車等の交通費を、横浜インビテーションカード支払う必要があります。
保険金額
保険金額は、2023年10月以降も変更ありません。利用機会の多い、病気・ケガの保険金額はこちら。
- 疾病治療費用(病気の治療):最高200万円
- 傷害治療費用(ケガの治療):最高200万円
なお、病気・ケガの保険金額「最高200万円」は、年会費無料カードの中では最高水準です。
航空便遅延費用
なお、航空便遅延に関する保険が追加されています。
- 2023年9月30日出発まで:航空便遅延費用 付帯なし
- 2023年10月1日出発から:航空便遅延費用 付帯あり (乗継遅延、荷物遅延・紛失費用等)
優待サービス「J’s コンシェル」
J’s コンシェルとは
J’s コンシェルとは、企業の福利厚生などで使用されているベネフィットステーションのサービスを、無料で利用できる特典のことです。
旅行、レジャー、美容、車、家などの多種多様なサービスで、割引等の優待が受けられます。
特に個人的には、全国の主要映画館の割引があるのが嬉しいポイントでした。
例えばTOHOシネマズは、一般料金が1900円⇒1500円に割引されます。
これは会員であれば何度でも使うことができるので、生活コストが下がり、QOLが上がる、まさに”神サービス”でした。
2023年7月にサービスをリニューアル
ジャックスカードから、J’s コンシェルはリニューアルのため、サービスの停止がアナウンスされました。
- 新規会員:2023年3月31日で申込終了
- 既存会員:2023年5月31日で利用停止
リニューアル後の再開は、2023年7月なので、単純に1ヶ月間は利用できなくなります。
現時点で、”リニューアル”の内容は明らかになっていません。
しかし、海外旅行保険の適用条件が改悪となったことから、J’s コンシェルも改悪の傾向となるのではないか?と個人的には思っています。
そもそも、J’s コンシェルが提携している「ベネフィットステーション」という優待サービスは、有料のサービスです。年会費無料の横浜インビテーションで使用できることが、”神”だった状態です。
年会費
年会費については、特にアナウンスされていませんので、今後も年会費無料と思っていてよいでしょう。
まとめ
年会費無料にも関わらず、海外旅行保険と優待サービスが付帯されており、特典満載の”神カード”である「横浜インビテーションカード」。
2023年の改悪の内容を見てみました。
- 海外旅行保険:2023年10月 自動付帯⇒利用付帯
- 優待サービス J’s コンシェル:5月サービス停止、7月リニューアル (内容不明だが改悪か?)
- 年会費無料:変わらず
今後どうすればよい?
J’s コンシェルのリニューアル後が不明なので何とも言えませんが、
- 横浜インビテーションカードを既に持っている人はそのまま使い続ける。
- 新規入会のメリットはない。
といった状況だと分かりました。
代替カードは?
乗り換え先のクレジットカードについては、
同じく海外旅行保険が自動付帯だった「エポスゴールドカード」も、同時期の2023年10月以降は利用付帯へ変更となっており、クレジットカード業界の厳しい状況が分かりますね…
「エポスゴールドカードも海外旅行保険が利用付帯へ」の記事はこちら。
優待サービス「J’s コンシェル」については、同様なサービスがあるカードはなかったため、非常に残念です。J’s コンシェルの”リニューアル”がよいものだと願うばかりですね…
「J’s コンシェル」は無事リニューアルされて復活されました!!
リニューアル後の「J’s コンシェル」のサービスは、こちらの記事で詳しく解説しています。
「J’s コンシェル」も維持されて、年会費無料もキープされているので、「横浜インビテーションカード」は、そのまま持ち続けた方がよいでしょうね!
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